ハンドメイドで模倣されたときの一番かしこい対処法

ハンドメイドで模倣されたときの一番かしこい対処法

 

自分のハンドメイド作品を模倣されて悩んでます!怒り心頭!!

このような方は多いのではないでしょうか?

 

ハンドメイド作家
  • 模倣をされた場合訴えられるの?
  • 模倣をされた場合の一番かしこい対処法ってなんだろう?

 

この記事ではこんな疑問にお答えします。

 

この記事を書く私は、ハンドメイド歴5年。
ハンドメイドで月収60万円達成。書籍を出版予定。

 

模倣って、本当に悲しいですよね。
自分が知恵を絞って作った作品が模倣され、別の方にあたかも自分が作ったように売られているのだから。

 

 

この記事読むとどうなるか
  • 模倣への一番かしこい対処法がわかる
  • 模倣作家への気持ちをコントロールできる

 

 

◆模倣を訴えることはできるのか?

 

 

模倣された場合、相手を訴えることはできるのか?

この答えは、YESです。

 

ハンドメイド作家が作品を創作した時点で、著作権が発生します。
著作権に関しては、どこかに登録や出願の必要はありません。

なので、その著作権をもとに、模倣した相手を訴えることはできます。

ただ、登録や出願の必要がない分、自分がその作品の第一人者であり、他のハンドメイド作家が意図的に著作権を侵害したことなど、全てを証明する必要があるようです。

 

詳しくは、こちらに優しく説明されていますので、確認してみてください。

 

著作権についての詳しい話

 

実際に訴えるのがよいのか?

 

 

模倣された場合、現実として訴えることはできますが、実際に訴えることは、しないほうがいいと思います。
これは、あくまで私の意見ですが、その理由は下記の通りです。

 

 

  • 訴えると費用が発生するから
  • 著作権を証明することが難しいから

 

 

訴えるとなると弁護士費用がかかります。金銭的なデメリットがあるということです。


また、著作権自体、証明することが難しいと思うからです。
無数にいるハンドメイド作家さんの中で、あなたがその作品の第一人者であるということを説明するのは至難の技でしょう。

自分が知っている作家さんの中では、一番初めにその作品を創作したと胸を張って言えるかもしれませんが、日本にいるすべてのハンドメイド作家、またはデザイナーの中で、一番初めの創作者かどうかは疑わしいからです。

 

とはいえ、自分が書いた絵であったり、明らかに自分しか作っていないものであれば、著作権侵害と訴えることは可能だと思います。

 

私のおススメは、ハンドメイド作品の著作権侵害を訴えることはやめておくことです。

  • 莫大な弁護士費用がかかること
  • 著作権の証明自体が難しいこと

これらの点から、訴えるのは賢明でないと思うから。

 

◆模倣をされたときに絶対してはいけないこと5選

 

 

 

模倣されたときに、絶対にしてはいけないことを5つ紹介します。

 

模倣されたときに絶対にしてはいけないこと5選
  1. 相手に連絡する
  2. お客様に連絡する
  3. SNSで模倣を拡散
  4. 作品を売るのをやめる
  5. 模倣品のチェック

順番に説明していきます。

 

 

1.相手に連絡する

 

 

これは絶対にNGです。

「真似しないでください」
「模倣なんてどういう神経なんですか?」
「訴えますよ」

 

これらのメールやメッセージを送るのは絶対にタブーです。やめましょう。

それは、これらのメッセージ自体、恐喝罪にあたる可能性もあるからです。

模倣されて、著作権で訴えようと考えているあなたが、逆に恐喝罪で訴えられるなどあってはならないからです。

なので、例え模倣を見つけたとしても相手に連絡しないことが一番の得策です。

 

 

2.お客様に連絡する

 

これも絶対にやめておきましょう。

「模倣されている作家さんがいますが、買わないでください」

このようなメッセージをお客様に送ると、お客様の不安を仰ぐからです。

そもそもお客様はあなたの味方とは限りません。
模倣している作家さんの方が安ければ、そちらでコスパのいい方で購入したいと思うのが、心理です。

お客様に連絡をするのはやめましょう。

 

 

3.SNSで模倣を拡散

 

インスタグラムや、紹介文などで、名指しで拡散することも絶対にしてはいけません。

SNSはお客様を集める目的で使っているのに、そこに「この方私の模倣です」という投稿が上がってきたら、お客様は不快感を抱くからです。

名指しの批判などは、相手が誰であれ気持ちのいいものではないからです。

 

 

4.作品を売るのをやめる

 

ちょっと視点は変わりますが、模倣された作品を売るのをやめることもしなくていいと思います。

 

理由としては、もともとはあなたの作品だからです。

模倣されて、似た作品が売っているとはいえ、その創作者はあなたです。自分の作品に自信を持っていいです。
模倣されたからと言って、販売をやめる必要はありません。

 

 

5.模倣品のチェック

 

 

模倣品のチェックもしないでください。

無駄な時間だからです。

一度模倣犯を見つけてしまうと、チェックしたくなります。
でも、あなたはそんなことに時間を割いている暇はないはずです。

そんな時間があれば、もっとお客様のために良い作品を作れるからです。

 

 

 

以上が私の意見です。

実際に模倣されて、SNSに拡散する方はおられます。
ただ、この場合面倒なことに巻き込まれたくないという心理が働いて、お客様が離れていきます。

なので、極力関わらないようにするのが自分のためだと思います。

 

◆模倣をされた場合のかしこい考え方

 

 

模倣されたら、悲しいです。
だって、自分が全身全霊で作った作品が真似されるわけですから。

『訴えてやろう!』

『注意してやめさせよう!』

 

いろんな感情が芽生えますが、まずは一度落ち着きましょう。

模倣する作家が、注意したところで販売をやめると思いますか?

思いませんよね。

 

 

なので、ここでは距離を置き、放置がいいです。

あまり関わらず、第一人者のあなたが自分の作品を圧倒的に売れば、自分の気もおさまります。

あなたの作品が圧倒的に売れることで、模倣品では売れないんだ!と模倣作家に感じてもらうことで、やめさせるという方法が一番賢明です。

 

 

模倣されたときの一番かしこい対処法
  • 模倣されたときは、模倣作家とはあまり関わらない。
  • 自分がその作品を圧倒的に売る。

 

 

◆実際に私が模倣をされたときに取った行動

 

 

以前に、私も模倣されたことがあります。
なぜ模倣だと気づいたかというと、私の作品を購入したお客様が全く同じ作品を売っていたからです。

 

怒り心頭!!!でしたが、
結局あまり関わりを持たずに、自分が圧倒的に作品を売っていきました。

そうすることで、気持ちも落ち着きますし、模倣されたという悲しい気持ちから解放されて制作意欲を掻き立てることができました。

 

なので、無駄なことに時間を割くのではなく、有益なことに時間を割くようにしましょう。

 

こちらの記事はクレームなどのトラブルに関しての記事です。

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2020年1月22日