知らないと損する、ハンドメイド販売の基本

 

ハンドメイド販売を始める前にまず読んで欲しい記事です。

 

  • 商品説明の書き方はこれでいいのかな~?
  • 値段のつけ方は?
  • 梱包はこれでいいのか?

 

ハンドメイド販売を始めるといろいろと疑問点にぶち当たると思います。

 

始める前に、まずハンドメイド販売の概要を分かっていれば、そういえばこれはこうだったと安心することができます。まずはハンドメイド販売がどういう事なのかを理解して販売することが大事です。

 

これを理解しているかしていないかで、売上にも大きく影響してきます。

 

ハンドメイド販売とは?

 

ハンドメイド販売とは、知っての通り手作りの作品を販売することです。

 

ハンドメイドサイトやフリマアプリが一般的に使われるようになった現在では、子供を持つ主婦や、本業を持つOLの副業などとして注目を浴びています。

 

ただ、ここで稼げるのはほんのわずかで、誰でも簡単に稼げるお小遣い稼ぎと認識するには少し甘いというのが本音です。

 

私は、ハンドメイド販売は、3つの柱で成り立っていると考えています。

 

その3つの柱とは、『作品』『販売』『マインド』です。

 

この3つのうちのどの1つが欠けても、ハンドメイド販売はうまく成立しないと考えて頂いていいかと思います。

 

ではこの3つの柱を順番に説明していきましょう。

 

1.作品

 

まずは作品です。

需要がある作品でないと売れません。

なので、需要のある作品を作りましょう。

 

需要って?と思う方もいらっしゃるとおもいますので、もう少し詳しい説明をします。

人が求めている作品を作るということです。

可愛い、自分も使いたい!だけで作品を作っていませんか?販売するのであれば、ただ可愛い、私も使いたい、というような作品を作るのはだめだということです。

 

特に、ハンドメイドイベントやマルシェなどの店頭販売ではなく、ネット上で売るのであればなおさら、お客様が求めている作品でないと、売れることはありません。

なぜなら、ネット上で売るのであれば、ライバルが店頭販売で売るより、多いからです。

 

販売方法 ライバル
店頭販売

自分と似たような商品を扱っている近隣のお店

ライバルが少ない

ネット販売

自分と似たような商品を扱っているネット上にある全てのお店

ライバルが多い

 

注意
今の時代、ネット上で買えない物はないくらい、なんでも買えます。同じような商品であれば、ハンドメイド作品だけに限らず、既製品もライバルになります。 

まずはどんな作品に、需要があるのかを見極め、作品を作りこむ必要があります。

2.販売

 

次の柱は、販売です。

 

自分の作った作品に、その販売方法があっているかどうかが重要です。

 

ネット(ハンドメイドサイト)に出せば、いろんな人が自分の作品を見てくれるので、勝手に買ってくれるだろうと思っている人が多いのが現実ですが、それは甘いです。

 

自分の作っている作品を求めている人がいる場所に、出品しないと売れないのは当然です。

 

その場所が、店舗かもしれないし、ネット上かもしれないし、どのサイトが自分の作品に合っていて売れやすいかは、作品によって違っています。

 

 

今している販売方法が、自分の作品に合っているかを考えて、売れていないのであれば、販売方法自体を見直してみるのもいいかと思います。

 

3.マインド

 

最後の柱は、マインドです。

気持ちです。

気持ちなんてハンドメイド販売に必要なのか?と思う人も多いと思いますが、本当に大事です。

 

一つの例を挙げましょう。

 

もう、引退されましたが、イチロー選手の有名な言葉に、こんなものがあります。

『ちいさいことを重ねることが、とんでもない所へ行くただひとつの道』

 

私も、ハンドメイドを始めたばかりのころは、自宅に100種類以上のサンプルを取り寄せて、生地の仕入れ先を一から一人で探しました。

生地の裁断し、ミシンを出した時に子供が昼寝から覚める。こんなことも良くありました。

 

ただ、この毎日がなければ、このサイトを立ち上げることもなったし、私の経験が誰かのためになることもなかったのだと思うと、あの時諦めなくてよかったと思います。

今している小さな努力は、目に見えないくらいの小さな進歩でしかないかもしれませんが、その小さな努力が大きな結果として必ず返ってきます。

 

継続しづらいのは、小さな努力は目に見えないくらい小さな進歩でしかないからです。

でも着実に一歩づつ進んでいるので、諦めずに最後までやり抜くことが何より大事なのだと、教えてくれる言葉ですね。

 

これは、ハンドメイド販売だけではなく、全てのことに言える大事なことだと思います。